佐々木会長　ご挨拶

当医師会のホームページにおいで下さり有難うございます。

玉名郡市医師会は熊本県北に位置し、玉名市、玉東町 南関町 長洲町 和水町の1市4町で構成され人口は98,119人です。(推計人口、2024年8月1日)。地形的には、一級河川の菊池川の下流に広がる玉名平野を中心に北部は小岱山地とその周辺の丘陵および台地、東部は木葉山と、金峰山地の北嶺に続く八嘉・伊倉の台地からなります。隣接している地域は熊本市、荒尾市、山鹿市、大牟田市、みやま市、八女市があります。医師会員数は、１２０人で、基幹病院であるくまもと県北病院を中心に当医師会管内の６病院、５７診療所があります。

医師会の活動は単に医療の提供だけでなく、各市町の予防接種、乳幼児健診、特定健診の地域保健活動、学校医等による学生・生徒・教職員の健康管理等の学校保健活動、介護保険認定審査会や様々な介護保険の協力支援、勤労者の健康管理を行う産業保健活動 、休日在宅当番医や災害時救急時対応などの地域医療活動、更に医師自身の生涯教育に係る様々な研修会や活動等、多岐にわたっています。そして、この活動を通して各科の先生方が力を合わせて皆様の生活でもっと大切な健康を守っています。

また、当医師会の事業としては、九州でも最大規模かつ歴史をもつ在宅事業所（訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所）があり玉名地域の在宅医療の要として、地域の先生方と地域包括ケアの実現を目指しています。また 連携事業部においては在宅医療・介護連携推進事業や熊本県の地域在宅医療サポートセンター事業等を受託し、たまな在宅ネットワーク等の活動を通じて「誰もが気負わず関われる在宅医療の実現」を目指し、多職種連携の推進を図っています。

新型コロナウイルス感染症等の流行や医療界に求められているDX化等、医療のおかれる状況も社会と共に刻々と変化していますが、私達は医療を通じて地域の皆さまの安全・安心を実現していく為にも関係各位と連携を密にしてさらに努力して参ります。

一般社団法人　玉名郡市医師会

会長　佐々木　浩